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EMSA ニュースレター 2025年7
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イベント

EEMODS'26 ブリスベン(オーストラリア)

モータ駆動システムの省エネルギーに関する国際会議が、2026年10月後半、ブリスベン(オーストラリア)で開催されます。第30回を迎える記念すべき今回のEEMODS'26会議を企画、運営するのは、オーストラリアのクイーンズランド工科大学です。乞うご期待。

EEMODS'26

20回エネルギー消費効率政策トレーニング週間

2025年4月7日〜11日、国際エネルギー機関(IEA)の第20回エネルギー消費効率政策トレーニング週間がパリで開催されました。エネルギー効率にについて、建造物、電気製品、産業、輸送、指標と評価をテーマにした講義を行い、参加者は50か国より180名を数えました。電気製品、産業分野については、モータの最新情報が提供されました。

EE Policy Training Week

ニュース

EU規制の最新情報

  • モータおよび可変速ドライブ(EC 2019/1781)。規制の見直し作業が開始されました。関係者からのエビデンス収集に先立ち、専門家を交えた予備調査が実施されています。持続可能な製品のためのエコデザイン規則(2024/1781)の枠組み内で実施されるこの改訂では、製品の耐久性、循環性、環境および気候への影響の削減などについて、総合的に検討されます。
  • サーキュレーター(EC 641/2009)。改正中。影響評価は、4月11日までのエビデンス収集を経て最終化の予定。
  • ウォーターポンプ(EC 547/2012)。改正規則については、2025年末までの採択を目指しており、それに先立ち、利害関係者とWTOによる意見募集(秋頃)が予定されています。
  • 産業用ファン(EC 2024/1834)。2024年7月、欧州委員会規則(EU)2024/1834により採択されました。対象となるのは、入力電力125 W - 500 kWのモータ駆動ファン。エネルギー効率の閾値が改正され、一部負荷時のファンの性能に関する情報など、情報提供の要件をより詳細に定める内容となっています。さらに、交換部品の在庫状況と最長納期に関する要件、修理業者向けの修理・保守情報の提供に関する要件についても定めています。
  • エアーコンプレッサ。新たな要求事項が追加されることは当面ないと考えられます。
European Union

中国規制の最新情報

  • 永久磁石同期モータ(GB 30253-2024)。2025年10月1日より、最低エネルギー消費効率基準(MEPS)がIE4に引き上げとなります。 
  • 高圧モータ(GB 30254-2024)。2025年9月1日より、最低エネルギー消費効率基準(MEPS)がIE3に引き上げとなります。
  • 渦巻ポンプ。可変速ドライブ、モータ、およびウォーターポンプなどを含むポンプ装置のMEPSについて、策定作業が開始されました。
China

アジア初、誘導モータにIE4を義務化

中華民国(台湾)は、2025年7月1日より、定格出力75 kW~200 kWの低圧三相かご形誘導モータの最低エネルギー消費効率基準(MEPS)としてIE4を適用することを決定しました。同等容量のモータに対するEUでの要件であるIE4に合せた対応となっています。

各国エアーコンプレッサの効率試験

EMSAが実施中のエアーコンプレッサ装置に関する小規模ラウンドロビンが現在最終段階にあります。測定ガイドと断熱効率算出用のExcelファイルを含む最終報告書が近日中に公開となります。乞うご期待。

Air compressor testing

モータシステムとデマンド・サイド・フレキシビリティ

EMSAは、モータシステム、特定用途やセクターに共通する技術、プログラム、およびデマンド・サイド・フレキシビリティのメリットに関する調査とモニタリングを進めており、ケーススタディを選定し、紹介する予定です。さらに、モータシステムにおけるデマンド・サイド・フレキシビリティの活用推進につながる政策について具体的な検討を進めてまいります。

Demand flexibility

出版物

ワイドバンドギャップ技術を搭載した産業用可変速ドライブの導入における課題の克服に向けて

EMSAは、PECTAの協力のもと、産業用可変速ドライブにおけるワイドバンドギャップ半導体に関する研究ロードマップを策定しました。今後の数年間にわたり、この新技術の普及における重要課題の解決に向けた研究テーマに焦点を当てた取り組みを行なってまいります。取り組みの一環として、2024年11月、このテーマを題材としたウェビナーが開催されました。ウェビナー動画とスライドはこちら

最低エネルギー消費効率基準の世界的な動向

EMSAは、モータの最低エネルギー消費効率基準に関する世界的動向をまとめた報告を発表しました。詳細な地図と表により、モータ向けMEPSの現状が視覚的に把握できる内容となっております。2024年11月に開催されたウェビナーでは、モータ、可変速ドライブ、ポンプ、ファン、コンプレッサ向けのMEPSを特集しました。ウェビナー動画とスライドはこちら

モータシステム関連の国際規格の動向

EMSAは、モータ、ウォーターポンプ、ファン、エアーコンプレッサ関連の国際規格/地域/国内規格に関する詳細をまとめた報告を発表しました。

Motor Systems Tool―システム効率評価用独自開発ツール

EMSAの「Motor Systems Tool」の最新版がまもなく公開予定です。操作に関する詳細をご用意しております。

ツールの操作に関するお問い合わせは、mst@iea-4e.orgまで。

EU MOREプロジェクト調査完了

EU-MOREとは、旧式で低効率なモータから高効率なモータへの切り替えを早期実現することを目指し、新たな政策の提案、影響予測ツールの開発、実施状況の監視・評価を行うプロジェクトです。本プロジェクトでは、モータに関する政策の検討のほか、欧州での実施状況の分析、欧州におけるモータ台数の推計、循環性や廃棄時の取り扱いに関する分析などをまとめた包括的な報告書が発行されました。全報告書とプロジェクトの成果を要約した小冊子が公開されています。

モータシステム規制の策定方法と最適なアプローチとは

発行予定の出版物は以下のとおりです。

  • モータシステム向けモデル規制ガイドライン(モータ、可変速ドライブ、ファン、ポンプ、コンプレッサ向け規制策定用テンプレート付属)
  • モータシステムに関する政策ガイド(リソース、ツール、国内外のベストプラクティスの概要、新規・既存設備別に対応した統合的な政策アプローチ)

新興市場や新興経済圏の政策決定において、総合的な情報源としての活用が期待される資料となっています。

ニュースレター担当

Maarten van Werkhoven
EMSA Platform Manager

TPA advisors
Aerdenhout
Netherlands
+31 (0)23 536 80 90
mvanwerkhoven@tpabv.nl


Rita Werle
EMSA Vice-Platform Manager

Impact Energy Inc.
Brugg
Switzerland
+41 (0)44 226 20 10
rita.werle@impact-energy.ch


 

EMSAは、国際エネルギー機関(IEA)が設立した4E(最終用途のエネルギー消費機器の高効率化)技術協力プログラムのモータシステムプラットフォームです。現在EMSAでは、オーストラリア、オーストリア、デンマーク、欧州委員会、オランダ、ニュージーランド、スウェーデン、米国およびスイスが中心となって活動を進めており、他の4Eプラットフォームでは、カナダ、中国、フランス、日本、韓国、およびイギリスが活動しています。

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IEA 4E Electric Motor Systems Platform (EMSA)
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