メッセージが正しく表示されない場合は、こちらをクリックしてください。
load images

EMSA ニュースレター 2026年2

ご購読者の皆さま

モータシステムプラットフォーム(EMSAニュースレターの最新号をお届けします。  

15年間で得られた技術的知見 

EMSAは現在、2029年までを対象とする第5期プログラムを実施しています。この節目にあたり、電気モータシステムの効率向上に関して蓄積してきた技術的知見、そしてEMSAがその発展にどのように寄与してきたのかについて、過去15年間の活動を振り返りました。

LinkedIn公式アカウントのお知らせ

LinkedInでEMSAの最新情報を発信しています。

皆さまのフォローをお待ちしております。 

イベント

EEMODS'26 ベルリン(ドイツ)2026519日~21 

モータ駆動システムの省エネルギーに関する国際会議が、2026年5月19~21日、ドイツのメッセ・ベルリンにて、コイル巻線・電気製造業界における世界最大の展示会「CWIEME Berlin」と同時開催されます。  

アブストラクト提出は、2026年2月6日まで延長されました。 

EEMODS'26

eceeeゼロカーボン産業2026 - 効率・資源・競争力 

2026年2月3〜5日にローマ(イタリア)で開催される本イベントでは、欧州産業が脱炭素化・エネルギー安全保障・資源効率化を実現しつつ、競争力をどのように高めていくかについて議論が行われます。会期中は、以下の4つのテーマ別パネルが設けられます。 

  • パネル1未来の課題解決に向けたプロセスと技術 
  • パネル2持続可能な産業生産システム 
  • パネル3エネルギー効率と企業文化
  • パネル4:行動を駆動する要素 ― 政策と市場メカニズム 
eceee Zero Carbon Industry

ニュース

カナダがEMSAに加盟 

この度、EMSAの新たな加盟国としてカナダ(Natural Resources Canada)が加盟したことをお知らせします。 

4E モータシステム分科会(EMSA)は、加盟国間における技術面・政策面での高度な情報交換を可能にし、共同プロジェクトを推進する重要なプラットフォームとして機能しています。その研究成果の多くは、幅広い関係者に向けて一般公開されています。 

European Union

EU規制の最新情報 

  • モータおよび可変速ドライブ(EC 2019/1781)。規制の見直し作業が開始され、2027年春まで継続する予定です。エビデンス収集に対するコメント受付期間は、2025年9月22日に終了しました。持続可能な製品のためのエコデザイン規則(2024/1781)の枠組み内で実施されるこの改訂では、製品の耐久性、循環性、環境および気候への影響の削減などについて、総合的に検討されます。
  • サーキュレーター(EC 641/2009)。改正中。2025年4月11日までのエビデンス収集を経て、近日中に規制案を公表予定。
  • 清水用ポンプ(EC 547/2012)。改正規則については、2027年中の採択を目指しており、それに先立ち、利害関係者とWTOによる意見募集が予定されています。
  • 産業用ファン(EC 2024/1834)。2024年7月、欧州委員会規則(EU)2024/1834により採択されました。2025年12月、技術面の一部事項について補足・修正を盛り込む内容で改正版が公布されました。
  • エアーコンプレッサ。新たな要求事項が追加されることは当面ないと考えられます。
European Union

中国規制の最新情報 

  • 永久磁石同期モータ(GB 30253-2024)。2025年10月1日より、最低エネルギーパフォーマンス基準(MEPS)がIE4に引き上げとなりました。
  • 高電圧モータ(GB 30254-2024)。2025年9月1日より、最低エネルギーパフォーマンス基準(MEPS)がIE3に引き上げとなりました。
  • 遠心ポンプ。可変速ドライブ、モータ、および清水用ポンプなどを含むポンプ装置のMEPSについて、策定作業が開始されました。 
China

アメリカ規制

電気モータ関連機器の規制に関する現況は下記のリンクをご覧ください。

モータシステムのワークショップ、2026223日にウィーン(オーストリア)で開催 

EMSA主催の本イベントでは、電気モータシステム分野の最新動向を紹介します。プログラムには、効率基準の国際的な動向の概観、デジタル化やデマンド・サイド・フレキシビリティの実践例、可変速ドライブ(VSD)の新技術や活用機会などが盛り込まれています。ワークショップは、オーストリアエネルギー庁およびオーストリア電機・電子産業協会の主導により、ドイツ語で実施されます。 

Source: ChatGPT, 2026

出版物

電気モータシステム世界のネットゼロ実現に向けた要として 

世界のエネルギーシステムにおける電気モータシステムの重要性を評価した方針概要を公開しました。2023年の世界の電力消費量に占める電動モータシステムの割合は53%に達しています。また、産業分野間で電力消費割合に大きな差異があることが示されています。 

エアーコンプレッサのエネルギー効率試験に関するEMSAガイダンス

EMSAは、パッケージ型小型エアーコンプレッサのエネルギー性能測定および断熱効率算出に関する、包括的なレポートおよび実践ガイダンスを公開しました。現行のISO 1217規格の未整備部分に対応する内容となっています。本研究は、3つの試験機関が参加した国際ラウンドロビン試験プログラムを基盤としており、試験結果、測定に関する知見、効率算定方法の標準化に向けたガイダンスを含んでいます。また、ISO 1217に準拠した試験結果に基づく断熱効率算出を支援するExcelベースのEMSA CompressorCalcツールが提供されています。

産業用炭化ケイ素技術を採用した可変速ドライブの試験 

EMSAは、産業用炭化ケイ素技術を採用した可変速ドライブに対する一連の試験結果をまとめたレポートを公開しました。本レポートでは、効率面での明確な優位性が示される一方で、ワイドバンドギャップ半導体の堅牢性や産業用途への適合性に関して、さらなる研究が必要であることが示されています。また、産業用ドライブにおけるワイドバンドギャップ技術の導入と最適化に伴う課題に対応するための包括的な研究ロードマップも提示されています。

EMSAの今後の方向性 

2029年までを対象にEMSAが重点的に取り組む分野についてまとめた方針概要がまもなく公開となります。 

  • 国際規格 
  • 試験 
  • ワイドバンドギャップ技術を搭載した産業用可変速ドライブ 
  • モータシステムとデマンド・サイド・フレキシビリティ
  • EMSAツール 

ニュースレター担当

Maarten van Werkhoven
EMSA Platform Manager

TPA advisors
Aerdenhout
Netherlands
+31 (0)23 536 80 90
mvanwerkhoven@tpabv.nl


Rita Werle
EMSA Vice-Platform Manager

Impact Energy Inc.
Brugg
Switzerland
+41 (0)44 226 20 10
rita.werle@impact-energy.ch


 

EMSAは、国際エネルギー機関(IEA)が設立した4E(最終用途のエネルギー消費機器の高効率化)技術協力プログラムのモータシステムプラットフォームです。現在EMSAでは、オーストリア、カナダ、デンマーク、欧州委員会、オランダ、ニュージーランド、スウェーデン、米国およびスイスが中心となって活動を進めており、4Eおよび他の4Eプラットフォームでは、オーストラリア、中国、フランス、日本、韓国、およびイギリスが活動しています。

著作権について: 本ニュースレターを転載または引用される場合は、掲載文書の写しをご送付ください。



IEA 4E Electric Motor Systems Platform (EMSA)
CH-5200 Brugg, Switzerland, +41 (0)44 226 20 10
info@emsa.iea-4e.org, 4E EMSA